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| 外にいられないような暑い夏にようやく一息ついて、そろそろ庭での時間を楽しめる季節になります。今回は、昔からおなじみの植物を使って、色の組み合わせでシックな秋を感じさせる庭づくりのレッスンをしましょう。 |
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夏のまぶしすぎる日射しは、視覚的に植物の色を飛ばしてしまい、本来の植物の色彩を単調に見せてしまいます。一方秋が深まるにつれ日射しはやわらかくなり、植物の微妙な色を際だたせ、さらにゆっくりと庭で過ごしながら、その色や質感、そしてそれらを含んだ空間をじっくりと楽しむことができるようになります。
夏から秋まで楽しめる、日本でおなじみの育てやすい植物からおしゃれな新品種、カラーリーフプランツとの組み合わせを紹介します。海外のガーデンセンスを盗んで、日本になじみの植物でもグラス類などと合わせて、この秋らしい奥行きのある組み合わせを楽しんでみましょう。 |
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誰もが子供の頃から見たことのあるような植物、これらは日本自生のものでなくても長く日本の気候に対応し、丈夫でほっておいても育てやすい植物といえます。ということは、害虫や病気に強かったり、自然に雨が降ればそんなに水やりも必要ではない、環境に強い植物なのです。
その中でも庭の主役となりうるような、斑入りや変わった色の葉や咲き方など様々なバリエーションの品種が入手しやすくなりました。これらのものは改良品種のため、普通のものよりは少し性質が弱いこともありますが、庭に新鮮な印象を与えてくれます。
お気に入りのものを見つけてみましょう。 |
| ダリア |
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シングル咲き ‘ジャパニーズ・ビショップ’ |
デコラティブ咲き ‘縁日’ |
ボール咲き ‘マイケルJ’ |
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セミカクタス咲き ‘名調子’ |
オーキッド咲き ‘ゴールデン・スター’ |
アネモネ咲き ‘朝日丁字’ |
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カンナ
春植え球根。夏の花として印象が強いですが、徐々に亜熱帯化しつつある関東以南では秋から12月頃まで花が咲くこともあります。従来のカンナも迫力がありますが、特に葉が装飾的な魅力的な品種が出てきています。高さは2m近くにもなりますが、高さ60cm程度の矮性品種もあるので、広い庭がなくてもベランダや狭い庭でも育てることができます。 |
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黄色の斑入り葉 ‘マラベンス’ |
矮性黄花 ‘ヒロナムイエロー’ |
左:銅葉橙花 ‘ジェネラリス’’ 右:銅葉赤花 ‘キング・フンベルト’ |
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ケイトウ
春まき1年草。夏から霜が降りるまで、炎のような花を咲かせます。また花ではなく葉を鑑賞するハゲイトウも秋が深まるにつれて茎頂の葉が色づき、美しさが楽しめます。これらは昔からある品種ですが、個性的な花葉は群植ではなく、他の植物と組み合わせると深みがでます。 |
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| フサゲイトウ |
トサカケイトウ |
ハゲイトウ |
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サルビア
かつては1年草のスプレンデンス種の真っ赤な花が学校や公園などでおなじみですが、今では様々な色・種類が出回り、特に宿根草のサルビアが人気で多くの種類があります。丈夫で毎年花をつけ、花壇の名脇役になってくれます。 |
| 一年草 |
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スプレンデンス種紫花 ‘セロ’ |
コッキネア種ピンク花 ‘コーラルニンフ’ |
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| 多年草 |
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ファリナセア種 ‘ストラータ’ |
グアラニチカ種 別名メドーセージ |
レウカンサ種 別名メキシカン・ブッシュ ・セージ |
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キク科の魅力的な植物
その他、海外ではボーダーガーデンに欠かせない丈夫な多年草のキク科の植物がおすすめで、日本でも多く入手できるようになりました。いずれも夏から初秋〜晩秋まで咲きます。育てる時は過湿にならないこと、日当たりと水はけのよいところに植えることに注意します。 |
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| ルドベキア |
リアトリス |
ヘレニウム |
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| ガイラルディア |
トチョコレートコスモス |
エキナセア |
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これらの花々はひとつひとつを見ても美しいですが、ガーデンとしての美しさを出すには花だけでなく、引き立てるための葉(フォリッジ)が必要です。
写真を見ればわかるように、その色、質感、高さ、ボリュームすべてが調和してひとつの風景をつくります。
ここで活用したいのが、グラス類とシルバーや褐色のカラーリーフプランツです。
グラス類はあまり水を必要としないので、これらの草花と生育条件も似ていて、しかも流れるラインがうまく花の間を埋めいい雰囲気をつくってくれます。大型のものから小型のものまであるので、上手に適材適所の脇役を選びましょう。
(第23回「今注目のグラスガーデン」参照)
また銀葉(シルバーリーフ)の植物は、赤や茶色、オレンジなどのこっくりとした秋色の花を、さわやかに引き立てる効果があります。また、銅葉や黒色の植物は逆にグラデーションを深めます。
○ シルバー葉の植物

| アサギリソウ、ノコギリソウ、シロタエギク、ラムズイヤー、ヘリクリサム等 |
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○ 銅〜黒色の葉の植物

| コリウス、コクリュウ、セダム、ニューサイラン、スモークツリー等 |
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さあ芸術の秋、庭のキャンバスに秋の絵を描くつもりで植物を選んでみましょう。
身近な植物でも組み合わせ次第で、新たな表情を見せてくれます。 |
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