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立秋もすぎてショーウィンドーも秋色のこのごろ。暑い中でもようやく庭仕事を再開しようかという気分が、高まって来ているのではないかと思います。今年の秋をどう楽しもうかということですが、今回は選択肢を3つ用意してみました。
結論から先に言うと、
1つめは、秋の風情をここぞと楽しめる植物を集めてみようじゃないか。
2つめは、風情よりも長持ちが大事。パンジーまでのつなぎをどうするかということ、そして最後は、秋を色の組み合わせで表現してみよう、ということです。それぞれ、参考にしてもらえたら、と思います。
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クジャクソウ、ユウゼンギク、ススキのように、秋の植物には、繊細で、どこか寂しさやもの悲しさを感じさせるものがあります。こうした植物を上手く使って、秋の風情を楽しむ寄せ植えを作ってみましょう。やり方は、ススキやカレックスのようなグラス類と小花を寄せ植えにすればいいのです。もし、これでは物足りないと感じて、何かもうひとつ加えたいならば、葉か花の大きい植物をグラスの隣に植えてください。メリハリがついて、ぐっとモダンな感じになります。先月もグラスについて書きましたが、今も出回っている種類があると思いますので、寄せ植えでも庭でも、秋にはぜひグラスを使っていただきたいと思います。それだけ見れば地味な草ですが、個性的でお洒落な印象づくりにはかかせないものです。
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手間をかけることができる愛好家や、次々と花が咲く計画を練れる熟練者を除けば、私たちにとって大助かりな節約術は、どの季節でも長く楽しめる花を植えることです。では、それにはどのようなものがあるのでしょうか。例えば、冬や春ならパンジー、ビオラ、初夏からはインパチェンス、ニチニチソウ、ベゴニアなどです。後者は、初夏から霜が降りる前まで咲き続け、さらに、サルビア、ルドベキア、キクイモなどもあります。ケイトウ、フユサンゴ、観賞用トウガラシ、コリウスも頼りになります。
なんだ、お馴染みの花ばかりじゃないかと思うかもしれません。
秋に咲く花は、咲いている時期が短かかったり、長くてもホトトギスのような地味な花が多いのですが、そこにパンチを聞かせてくれるのが、こうした花たちです。
この「お馴染み」を「あれ、この花ってこんなに素敵なの?」に変えることができるのは、他でもないあなたです。あなたの感性が試されること請け合いです。
| 成功のヒント |
| ・ |
好きな色あるいは必要な色だけ買う |
| ・ |
組み合わせる植物を吟味する |
| ・ |
鉢を吟味する(どんな容器でも鉢になる) |
| ・ |
ここぞという場所に置く |
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晩夏から秋に映える色の組み合わせがあります。それは赤と黄緑の組み合わせで、ろうそくの灯心が燃え尽きる前のようなイメージですが、盛夏よりも晩夏によく似合います。赤が濃くなるほど秋のイメージになります。この組み合わせを作って見たい方は、花がなければ葉でもいいので、まずは黄金のように明るい葉を持つ植物を入手することから、初めたらいいでしょう。赤は比較的簡単に手に入るからです。花の赤は、濃淡の色調をひとつに統一します。濃淡が混ざると野暮ったくなってしまうからで、逆に、葉であれば少しくらい赤味が違っていたり、黄緑色に幅があっても、逆に深みを与えてくれます。
下に、一例を挙げておくので、参考にしてください。庭ならば、中型から大型の草花を、鉢植えの場合は、小型から中型の草花を組み合わせるようにします。
■赤
| 大型: |
クロコスミア、ダリア、カンナ、ニューサイラン、モナルダ |
| 中型: |
ダンゴギク、チョコレートコスモス、ワレモコウ、サルビア、ハゲイトウ |
| 小型: |
ケイトウ、マリーゴールド、バーベナ、ポテンティラ トウガラシ |
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■黄緑
| 大型: |
赤で選んだ植物の葉の効果が十分あります。 |
| 中型: |
フウチソウ、カレックス・エラータ'オーレア'、カレックス'エバーゴールド' |
| 小型: |
ポテンィラ、ゴールデンオレガノ、ゴールデンタイム、ゴールデンフィバーフュー |
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この他、ブラウンカレックス、ニューサイラン、コリウスなどを加えてもいいでしょう。
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| 秋の色カラーチャート例 |
多くのものがインスタントに手に入り、即興的に誰もが、完成然の庭を作ることができるようになりました。出来たばかりなのに美しく見えるのは、確かに嬉しいことです。その一方で、庭、いえ寄せ植えひとつであっても、枯れたり季節が終わったら買い換えればいいやという発想が趨勢を占めてしまうのは、悲しいことです。失敗しても、成功しても、ゆっくりとした歩みで自然とつき合うことも大事だと思います。秋は落葉樹や宿根草、秋植え球根の植え付け適期なので、今までの色々を参考に、園芸店や植物園めぐりをし、今の楽しみも追求しながら、来年に結びつく仕事もやってみてはいかがでしょうか。
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