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“緑のある暮らし”フォーラム
第53回 冬の実・庭の彩り バックナンバー
パンジーやハボタンなどに外の花壇が占められているこの時期、鉢物では一足早く春を思わせる花々が出回っています。最近ではスイセン、チューリップ、プリムラなどの球根草花だけでなく、アネモネやマーガレットなど年々、手に入る種類が多彩になりました。

家の中で過ごすことが多い時期ですが、年始イベントも終わり気分も変えたいもの。まもなく節分がやってきますが、節分とは文字通り冬から春への季節の分かれ目。春の気分を先取りして、たまにはホームパーティでもいかがでしょうか。そこに、今出回っている鉢花を利用して飾ってみたら、気取った料理がなくともくつろげるパーティを演出できるのではないでしょうか。
イメージ
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イメージ切り花もよいのですが、鉢物にするとまた違った雰囲気が楽しめます。
基本的にこの時期に手に入るものなれば何でもかまいません。

そして容器ですが、写真のようなカゴ類は雑貨店や園芸店で手にはいると思いますが、なければ利用できるものを家中から探してみて下さい。
新しい発見があるかもしれません。



【簡単な作り方(例)】

用意するもの
 ・ミニスイセン'テータ・テート'(1) ・セイヨウマツムシソウ(3) ・ムスカリ:3株入(3)
 ・チキンワイヤーバスケット (1)  ・ミズゴケ(小袋) ・ビニールシート
 ・ミリオン(珪酸塩白土:少々)

必要な道具
 ・バケツ ・ハサミ ・(両面テープ)

作成手順
1. ミズゴケを適量取り、水の入ったバケツに入れて湿らせる。
2. イメージ水気をしぼったミズゴケをバスケットの内側に薄く敷きつめる。
3. イメージその上にビニールシートを適当な大きさに切って敷く。
水がこぼれないように側面も覆う。
4. 腐敗防止のために、ミリオンを底に少し敷き詰める。
5. 鉢花を手に取り、バランスを見てバスケットに詰めていく。鉢の縁が見えすぎるときには、ハサミなどで切り取ると良い。
6. 最後に側面を中心に鉢が見えるところにミズゴケを詰める。

ワイヤーバスケットは、そのまま鉢を入れると鉢やビニールシートが透けて見えてしまい興ざめです。そこでそれを防ぐために、ミズゴケを内側から敷き詰めましょう。見栄えが良くなります。このときミズゴケは湿らせた方が作業性が上がります。さらに、室内に水をこぼさないためと保水性を良くするために、ビニールシートを敷きます。鉢花は鉢から出して、バスケットに直接植えることもできます。玄関先など外におく場合にはそれがいいでしょう。こうすると、植物が自由に根を広げられるようになり、生育が上手くいく可能性がより高くなるからです。しかし、室内に飾る場合には、生育よりも「飾り」として割り切り、テーブル上での水漏れや土漏れを防ぐために、鉢花は鉢のままバスケットに寄せたほうが無難です。やや持ちが悪くなりますが、そういうものだと割り切ることも必要です。とはいえ、手入れによって持ちはずいぶんと変わります。
カリン
イメージツルであんだカゴの場合、内側にビニールシートが貼られたものが便利です。なければ自分で貼るようにします。同じように好きな鉢花をつめて、鉢が見えて嫌なところはミズゴケで隠します。ミズゴケは土の飛散防止にも役立ちます。その他、植物をガラスの容器に入れて、周囲を砂利などで飾るのもいいでしょう。ハイドロボールも便利です。
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イメージ置く場所ですが、暖房の側は避けるようにします。
涼しい場所におくと花が長持ちします。

また、ある程度咲いている花であれば、玄関などの薄暗い場所に置いて、訪れる人を歓迎するのもよいでしょう。ただ、それが長期間に及ぶと光量不足で植物が弱ってきますので、週に数回、日中は太陽に当てるようにします。このとき、暗所から急激に直接日の当たる場所にださないようにします。窓越しの光は50%遮光されています。

水は、鉢の地表面を触ってみて、乾いたなと思ったら与えます。たっぷりと与えたいところですが、下からこぼれないように加減しながら与えましょう。ミズゴケはそのままでもいいのですが、飛散防止には、霧吹きなどで少し湿らせた方が具合がいいです。


イメージ
この状態のまま青いつぼみを咲かせることは難しいです。
咲かせたい場合は、今咲いている花が終わったら、しっかりとした鉢に植え替えて、日当たりの良い場所で保温しながら見守りましょう。
長持ちさせる秘訣は、湿度と温度管理です。
まとめると、温度は涼しい方がよく、そして湿度は、乾燥にも多湿にもならないように注意します。容器に色とりどりのセロファンや不織布を敷いて鉢花を詰めたり、ミズゴケを株もとまで敷き詰め過ぎると、植物の周囲に湿気が溜まり、植物を弱らせる原因になります。また、種類によっては地表からの新しい芽が出にくくなります。一日1回、手を入れて湿度を確認し、その時に枯れた葉はまめにつみ取り、いつも見ぎれいにしておくことで、室内の飾り物とはいえ、1〜2週間持ちます。

バックナンバー
監修:小出 兼久
NPO法人 日本ゼリスケープデザイン研究協会
URL:http://xeriscape-jp.org
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