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| 机の上に書類が雑然と置いてあっても、どこに何があるかがすぐ捜せる人が、きちんと棚に整理してしまうと分からなくなることがあります。物を片づける時のコツは、使いたい時にすぐに使える状態にしておく物と、めったに使わない物とに分けて収納することです。 物が片づかない家庭の最大の原因は、何でもとっておくという考え方です。使う可能性のほとんどない物まで仕舞っておくのでは、いくらスペースがあっても足りません。収納スペースは建築計画を立てる時には、1)その住まいに何を収納するのか、2)完成後どのようなものを購入するかを整理し、リストを作成して持ち物のボリュームを推定しておくことが必要です。 |
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誰が、どのような時に、どこで使うかを検討しリストに書き込む
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1. まず、従来から持っている物を収納場所別に整理し、不要品を除外します。次に、新築後購入する物のリストを作成します(リストアップ後、家族でそれぞれの不要品を抹消し整理します)。
2. リストアップした物が家族共用品なのか、個人が使う物なのかを区分し、使用場所と使用頻度をランク分けします。
3. 新築後の間取りを計画し、収納の可能性を推定します。
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収納スペース計画の基本
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1. 年月が経つにしたがって増える物(子供服等)のスペースは余裕を持って計画することが必要です。家族構成の変化や年齢にしたがって、各収納スペースの利用方法が変更できるようフレキシブル性を持たせると、将来も使いやすい収納になります。
2. 収納スペースの形状は、オープン、扉、ボックス、引き出し、ワゴン(可動)、ウォークイン(納戸)に分けられます。収納物によって、これらを使い分けて収納計画を立てますが、スペースは奥行きの浅い部分と深い部分、高さの高い部分を用意します。棚板は可変が基本です。
3. 十分な収納スペースを確保するためには、タンス時代と違い収納部分の面積をプラスして間取り計画を立てます(6畳間なら8畳間分)。また、和室は押入れ以外に納戸を、洋室ならウォークインクローゼットを充実させます(欧米のウォークインクローゼットを見ると、今後さらに広いスペースが必要になります)。
4. 収納スペースの除湿、脱臭換気、照明、電源など、用途別に機能を持たせると使いやすくなります。また、デッドスペース(階段下・床下・天井裏・出窓下)を活用する時には、湿気、ホコリ、使いやすさ等に注意してください。
5. 毎日使う物(掃除機等)は出しやすく、置きにくいものは吊す等の工夫も必要です。また、見せる・飾る目的の収納と、物を仕舞う・隠す目的の収納とのレイアウトを考えます。
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間取り別収納スペース計画のポイント
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リビング
天井までの収納、ゆとりを強調する腰高の収納、飾り棚のレイアウトを工夫します。
ダイニング
見せる収納と使う収納のレイアウトを検討します。
キッチン
食器、調理器、食材、飲料の収納スペースとシステムキッチンの配置、役割分担を計画します。清潔維持を考えた掃除しやすい収納(ステンレス使用等)が必要です。
寝室
ユニット収納家具やウォークインクローゼットなどの活用で、部屋を広く使えるようにします。衣類は湿気を吸いやすいので、防湿・防埃の工夫が必要です。
サニタリー
第一に清潔、湿気、カビ、ホコリに注意します。小物が多いのでとにかく仕舞うことが片づける基本、掃除道具などの仕舞い場所も確保してください。
子供室
子供に片づける習慣をつけるには、フック・仕切り板などを利用して物を片づけやすくすることと、使いやすい収納(キャスター付きおもちゃ箱、成長に合わせられる高さ調整ハンガー付き)を活用します。
書斎
書物はホコリと湿気に注意が必要です。書斎は本来静かな場所ですが、パソコンルームと共用させたり、家族全員の書物を集中させて、マイホームライブラリーを作るなどアイディアを生かしてください。
玄関
玄関に家族すべての靴を仕舞おうとすると、玄関スペースが狭くなったりします。日常使わない靴は別に収納し、玄関の圧迫感を緩和するとともに、土やホコリ、湿気を持つ物(ゴルフキャディバッグ・スキー板・スケートボード・釣具等)は玄関またはガレージ、外部ストッカーへ収納します。
貴重品収納
書画や重要書類、貴金属などは防湿・耐火性を備えた収納を検討します。また非常時に家族がすぐ持ち出せるよう場所の検討も必要です。 |
できるだけ不要品を処分する
収納をより使いやすくするためには、新居に入る前に、できるだけ不要なものを捨てることが必要です。ただし、他の人が使えそうなものはゴミとして捨てずに、リサイクルショップに出すなどして活用させることも大切です。 また、不要な物であっても個人別に思い出に残る物もあるはずです。代表的な物を選んで残しておくことも大切です(マイホーム・タイムカプセル)。
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