インターネット住宅展示場 ずっとe家 みなさんの住まいづくり応援サイト
サイトマップマイページ


これからのトイレ、これが常識 
〜トイレは隠すスペースから安らぎのスペースに〜
トイレは住まいの快適性のバロメーター。建築計画で最も重視され、同時に悩みの多いスペースです。最近ではトイレはサニタリー設計全体から考える傾向になってきており、用途も多様化。また、来客用、家族用、その他多様な使用条件に合わせた検討も必要になってきています。生活スタイルや家族構成等に合わせた、使いやすいトイレづくりを検討してみてください。


サニタリースペースの中のトイレ
まず、生活スタイルによってサニタリースペースの機能(トイレ、洗面、脱衣、浴室、ユーティリティ)をそれぞれ独立させるか、兼用にするかの検討が必要です。

トイレスペースを独立させたプラン
1男性用を独立させたトイレと洋式(あるいは和式)
 トイレを別個に設置する。
2洋式トイレのみを設置する。
3和式兼用トイレのみを設置する。

連続配置タイプ
1洗面、トイレ、バスを同一スペースに設置する。
2トイレとバスを同一スペースに設置する。
3洗面とトイレを同一スペースに配置する。

ユーティリティと洗面スペースが同一スペースの場合、当然脱衣も同一スペース内に設置する。

トイレスペースに関する問題点
トイレに関する問題点について住生活研究所がヒアリングした結果、以下のような問題点があげられました。恐らくこれらの意見のいくつかは、現在のお宅の問題点でもあるのではないでしょうか。新築の際には、これらを改善する工夫をしてみてください。
    1)狭い
    2)臭気(続いて使用するとき気兼ねする)
    3)遮音(水洗の音が気になる)
    4)温度(特に冬寒い)
    5)バスと兼用にして失敗した
    6)高齢者が使いにくい
    7)二階のトイレの音が気になる
    8)来客用のトイレが欲しい
    9)窓が欲しい
    10)花台など飾り棚が欲しい
    11)照明を工夫したい
    12)床を洗い流したい
    13)温度差で水槽が結露する

トイレスペース設計のポイント
    ●最近のトイレは基本的な考え方として、隠すスペースから安らぎのスペースへと変化しています。 そのためスペースにゆとりを持たせるようになってきました。一般的に135×90cm程度のス ペースが多いのですが、さらに広くできればベスト。特に建て替え需要ではサニタリースペースを広く取る傾向があります。

    ●全体的に抗菌仕様が普及してきました。便器だけでなく、壁、床等トイレを丸ごと抗菌仕様で検討します。

    ●床材は、タイル、石材、木質フロア、クッションフロア等がありますが、最近は特に大理石や人 造大理石、樹脂フロアもできています。いずれにしても、清潔を保つために、排水溝を設けて丸 洗いできれば理想的です。その場合、床材はタイルや石材を使用することになりますが、冷たさを感じさせないためにカラーの工夫、すべり止め等の工夫が必要です。

    ●明るい開放感のあるトイレには窓があるとよいのですが、ただしトイレは西や北側に多いため、断熱サッシの使用が理想的です。また、通常は無人のスペースであるため、防犯に気を付けます。

    ●トイレに持たせる機能は、温水洗浄乾燥便座、換気扇、セラミック・ヒーター、電源コンセント、間接照明、非常呼び出しボタン(便器についているものもある)等も検討します。

    ●バリアフリーとしての機能は、引き戸、段差をなくす、昇降便座(高さを変えられる)、尿瓶洗浄水洗付便座、在宅医療対応型便器(血圧測定等)などがあります。
トイレスペースの設計位置
    ●来客ゾーン
    見せるトイレ的な目的があるだけに、化粧直し、着付け等の機能も重視して配置します。

    ●ファミリーゾーン
    家族全員が使いやすいように間取りと位置を検討します。

    ●プライベートゾーン
    フロア別、あるいは寝室内など他人は使用しないトイレの検討。

    ●二階以上のトイレ
    防音、遮音、防水に注意し、さらに水圧が低い場合は、水道直結でなく、加圧型にするとよいでしょう。